【FC事業前④】人にはそれぞれバックグラウンドがある
こんにちは。Blrivです。
私はもともと人材派遣会社のマネージャーでした。つまりどなたか登録していただき、その方を必要としている企業に派遣するという仕事です。
ある時期に会社全体で売上が下がり、社員も次々退職。会社全体に非常に重い空気が流れていました。
そんな時、偶然にもライバル会社で勤務していた2人の男性が転職してきました。
その退職先での上司部下の関係であったらしく、2人同時に退職してきたとのことでした。私の上司としては「ライバル会社の取引先も手に入る。売上が上がるな!」と期待していました。
初めは売上も急上昇でそれいけどんどん!という感じでしたが問題が発生しました。
私やその部下が担当している企業と、その2人が担当していた企業で重なる企業が多く、つまり
「この企業は俺の担当だ!!!」という状況になりました。
こちら側で話を進めていた派遣話がいつのまにかその2人が裏で進めていたり、また私と部下もそれに頭に来て2人に伝えず出し抜いたこともありました。対立感ハンパない。
また仕事のスタイルも私はゆっくりと信頼関係を作って企業を獲得していくタイプに対し、その2人はいわゆる体育会系でテレアポはする、飛び込み営業はするで、いわゆる○クルート系です。派手に見えました。すごいですよ、彼らのテレアポ。大声で
「えー、株式会社ほにゃららの者です!今、そちらの会社の近くにいるんですけどー!」
よく営業のする手ですね。近くには実際にはいない。いつも私は
「ちっ!うるせーな!!!」と心の中で思っていました。
結局社内が2つに割れたため、社長自らがなんと赤坂の料亭に私や部下、その2人で仲直りの宴を設けてくれたのですが、もう罵倒のしまくりで、目の前に出ていた松茸料理はまったく手をつけませんでした(笑)
後述しますが、結局私と部下が辞めていくことになります。今思えばですが人にはそれぞれバックグラウンド(背景)があり、それを理解していればなぁと今でも思います。
今、日本は空前の人材採用が難しい時代で現時点で有効求人倍率は1.62倍。つまり特に選らばなければ日本人には1件以上の求人があり、どこでも就職ができる時代です。(私は選びますがー)
コンビニを見れば私は関東圏に住んでおりますが、ほぼ外国人のスタッフで日本人が逆に少ない。景気がまま良いので、日本人がコンビニでの就業を望まないわけです。牛丼チェーンもしかりです。現在コンビニや牛丼チェーンで働いている日本人の方を否定しているのではありません。
このような時代だからこそ、皆様も外国人の方と働くことがあるかもしれません。
生まれた国も違う、文化も違う、言葉も違う。同じ日本人同士だって中学卒の方も入れば大学卒の方もいる、男女の違い、ひきこもっていた方、DVを両親から受けていた方、精神や身体障害を持つ方、同業でも仕事の流れが違う。
だからこんな時代だからこそ、相手のバックグラウンドを理解してチームワークを発揮することが仕事には重要かと思います。
その2人に対して、私はその当時は外見を見るのも嫌でしたが、今思えばもっとお互い仕事のワークスタイルを理解するべきだったと反省しています。飲みにでも行ければ良かったなーと。
【ポイント】
お互いそれぞれの背景を理解し合い、チームワークを組んで仕事をしていくことが重要。組織で働くのが嫌ならフリーランスや独立をした方がよい。
誰だって嫌いな人はいるものです。だって人間だもの(みつを風)
また次回、よろしくお願いいたします。
【FC事業前③】誰でも人は仕事を辞めたがっているわけで。
こんにちは。Blrivです。
本日は社内が2つに割れて辞めるきっかけになったことからを書きます。
といいますか、皆さんいつでも
「あー、もうこんな仕事辞めたい!良い仕事が他にないかなぁ?」
と思っていると思いますが私、経験からすると
そんな仕事あるわけないじゃん!そもそも良い仕事って何よ?
が私の回答です。異論はあるかと思いますが。良い仕事って何でしょう?
だって仕事って「つかえること」と読むわけで、誰かのために使える、その人の為に使えて報酬を得て自分が暮らせる。使えるんだから当然苦労があるわけです。良い仕事なんて無いでしょ。使えることが嫌であれば極端な話、株やFXなどの投資、メルカリやヤフオクのようなフリマ、せどりで暮らして行けばいい。もしかしたらギャンブルや宝くじ、ロトくじで大金が当たるかもしれない。攻略法を研究すればいい。
とは言えエラソーに今言っていますが、当時自分も日々そう思って正社員で勤務してきました。「給料が上がらねー」「上司がむかつく」「残業が多い」。そんな中でやはり不満は上司や社長、会社に向くんですよね。
以前、私はヘビースモーカーで現在は止めていますが、喫煙所で缶コーヒーを持ちながら不満タラタラ。
あー、絶対早く辞めてやる!
なんか辞めるきっかけないかなぁ。。。
そんな時に、同業他社に勤務していたあるスタッフが応募をしてきたのです。
そこからが社内が2つに割れた原因でした。
本日のポイントですが、
【ポイント】
人は誰でも仕事を辞めたがって、可能性は無いのに転職先は良いところかもと思う生き物なんですよ。
と言うところかと思います。
また次回、どうぞよろしくお願いいたします。
【FC事業前②】雇用されている恵まれた環境を忘れてはいけないのだ!
こんにちは。Blrivです。
本日は私がフランチャイズ(以下FC)を目指すきっかけの最初のお話です。
恐らく、このように日々考えている方もおられるのではないでしょうか?
元々私は直近では東京都千代田区のある企業のマネージャーをしておりましたが、大学を出てからほぼ20年近く、転職は繰り返しましたが正社員として勤務してきました。
会社勤務が永くなると感覚が麻痺してくるのでしょうね、毎月来る給料日が当たり前、月額の給料額も当たり前、また正社員という立場ですとローンも組めますしクレジットカードも作れる。社会からの信用もある。こんな日本の社会で恵まれている立場をすっかりと忘れ掛けていました。それが30代後半の頃でした。
そんな毎日の中で周りがうらやましく思ってきたんですよね、同年代の友人が独立をして起業をしたりフリーランスで活躍したり…私はなんかものすごく焦りました。
この年齢で何も形にしていないじゃん...
今思えば、他人は他人、そのまま一生会社に所属したって良いわけです。必死に会社にしがみ付いて家庭を守っていったって言いわけです。それはそれで強い人です。ですが私は今思えば小さいプライドですが男は何か形に残さないといけない、つまり今は会社の事業をそのままさせて頂いているわけで、私が作り上げたものでは無いと。。。
また上司からも色々言われることにも相当イライラしていました。心の中では
ちっ、うるせーな!だったらお前がやれよ!このハゲ!(毒舌)
少なからず皆様も色々と不満はあるかと思いますが、私も当然ありました。
毎日そのようなことを考えている内に、退職をするきっかけが出てきたわけです。かなり社内が割れた状況となり荒れました。その状況を次回書きます。
今後定期的に書いていきますが、今回のポイントは先にですが
【ポイント】
・特に家庭をお持ちの方、持ち家でローンを組んでいる方、独身の方にはFCは相当の覚悟が無ければお勧めできません。家庭崩壊の危機があります。
また次回、よろしくお願いいたします。
【FC事業前①】絶対に現在の仕事を勢いで辞めてはいけない!
こんにちは。Blrivです。
次回より私がフランチャイズ事業に参加をし、そして現在の悲惨な状況になったことを書きたいと思いますが、まずその前にお伝えしたいことがあります。
今の仕事は絶対に簡単に勢いで辞めてはいけない!
ということを強く言わせて頂きます。
仕事をしていると誰でも日々不満があります。上司からの指示や同僚や部下への不満、給料が上がらない、仕事内容への不満など必ず皆さん誰でも感じています。私もお酒の席でいつもぶっちゃけていました。
「上司の○○って仕事出来ないなのに、なんであんなに自分よりも給料もらっているんだよ?全然仕事できないじゃん!全く自分で動かないし。」
すごい周りに不満をぶちまけていました。
しかしフランチャイズを始めた今、そんなことが今ではどうでも良く感じます。
むしろそれがどうしたと。
現在は毎月入る給料はスズメの涙程度、アルバイトの部下よりも低いです。
毎月決められた25日に決められた月給が入るありがたさ、今の自分でしたら再びどこかの会社に勤務したら何があろうと全力で働こうと思っています。もうビルのトイレ清掃やファーストフードの受付でも何でもやります。だって毎月給料が入りますから。
40代後半ですが、ファーストフードやコンビニ、牛丼チェーンでも良いです。すみません、そこで働いている人をバカにしているわけではありません。とにかくトイレ掃除でも皿洗いでも何でもやります。風俗だって別に良いですよ。窓口受付ですとか。
今、日本は好景気で人材採用が困難であり、自分の店も人が集まりません。コンビニにいっても失礼ながら外国人ばかりで、それだけ日本人の人材不足ということです。
私、もし今コンビニや牛丼チェーン店に入ろうとした場合、今人材は売り手市場ですから、自分を高く売ってやるつもりです。アルバイトで入ってから絶対店長へ正社員として這い上がって行く自信があります。必ず。
だって、もう安い給料でとても責任を持たされるオーナーから一般の従業員になる、こんな楽な立場はないですよ。クレームが起きれば上司にお願いをすればよし、淡々と与えられた仕事をすれば良いのですから。
今回のポイントですが
【ポイント】
どんなに今の仕事に不満があっても、勢いで決して辞めてはいけない!家庭がある方ならなおさらです!
また次回、よろしくお願いいたします。
【プロローグ】今の仕事を辞めてフランチャイズ事業を考えている皆様へ
皆さまはじめまして。私、Blriveと申します。
私は10年程前まで人材派遣企業のマネージャーとして部下が数名おり、正社員として勤務していました。しかしある理由で退職をしてから日雇い派遣へ転落、その後今のフランチャイズ事業のオーナーをしています。
期待をして飛び込んだフランチャイズ事業でしたが現在は借金付けとなり、ほぼ身動きが取れずに辛い日々を送っています。はっきり言って地獄の毎日です。ですがはじめに、
このブログはフランチャイズ事業を否定するものでは全くありません。
と言うことは前言として申しておきます。
どなた方はフランチャイズ事業で幸せな日々を送っている方もおられると思います。
しかし私の同期は7名程おりましたが1~2年程で全員フランチャイズ事業を辞めており、全く違う仕事に転職したり自分自身で店舗を構えるなど、加盟店料だけを取られて辞めていきました。その中で私だけが現在も残ってしまいました。私としては10年継続して今後後述いたしますが、
フランチャイズ事業は決して儲からない。継続すれば年数分のみ不幸になる。前職の給料を超えることはない。
との結論に達しました。
フランチャイズを展開する企業の方からこのブログを見れば
ふざけんな!勝手なことばかり言いやがって!!!
と思うかと思います。
ですが現場は切実で、私は日々何の為に働いているのかが分からなくなるときがあります。本部スタッフには毎月決められた給料が入るかと思いますが、FCの現場は毎月の給料も閑散期であれば収入も減り、アルバイト以下の給料にもなります。生活が出来ない為に借金漬けとなっていく、自転車操業です。
業界は違うかと思いますが今の仕事を辞めてフランチャイズ事業へ転身を考えている方には「フランチャイズってこうなんだ」という感じで少しでも参考になさって下さい。また既にフランチャイズで私と同じような境遇の方には「自分だけでは無いんだな...」と少しでも同情して頂けると嬉しいです。私も嬉しいです。
このブログ内容は全て本物です。事業開始からの内容をお伝えしていきながら、ポイントをお伝えしていきます。フィクションではありません。ちなみにコンビニFCではなく、別業界の内容です。
最後に今の私の夢は「普通の人間になりたい」です。妖怪人間ベムかよと(笑)。
食べたい物を食べて買いたいモノを買う。着たい服を買う。趣味にお金を使いたい。人間として当たり前のことかなーと思っています。税金も払えておらず脇に穴が空いた服着ています(笑)
こんな感じのブログです。共感いただければ、よろしければぜひ前職の退職話しから日雇い派遣時代、FC事業開始、そして今現在までの体験日話にぜひお付き合い下さいませ。よろしくお願い申し上げます。